アフィリエイト・マーケティング―究極の販売・広告チャネル
松本 洋志

定価: ¥ 1,785
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発売日: 2000-10
発売元: 東洋経済新報社
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新しいインターネット・マーケティング手法を理解するために携帯したい1冊 インターネット上での、技術およびビジネス形態のありさまは日進月歩であるのは言わずもがな。いまここに新しいビジネスのマーケティング手法として「アフィリエイト」なる新しい方法論が注目を浴びている。本書はこれを分かりやすく説明されており、入門書としては最適だ。
端的にいってしまえば、この「アフィリエイト・システム」というのは、インターネット広告システムの最先端を行く技術である。技術的な側面はもちろんビジネス的な側面から考えても最も新しいものである。従来までのインターネット広告システムが持つ慢性的な問題を解決し、また大きな資本力が無い状態からでもはじめることができる、そして何よりも「裏トラフィック」という、大看板ではないがそれこそ無数にある小規模なサイトの存在力を利用するという点が画期的であり魅力的ではないだろうか。
“頭打ち状態にあるEコマースを打破したい”と考えている方や、“新しいE-コマースのあり方を見つけたい”と目論んでいる方には、ぜひともお勧めの一冊、携帯したほうがよい一冊、と考える。
それほどでも....私は、ビジネス書は、基本的に翻訳物(海外の人が書いた物)しか読みません。日本の人が書いた物と海外の良書(『全て』とは言わない)の決定的な違いは、「体系化されている/いない」、「コアがある/無い」、「insightがある/無い」です。いわゆるノウハウ本は、「体系化されていない」「コアが無い(持論に都合の良い事例のみを適当に--insightの無いままに--ピックアップする」の典型例です。 で、本書は、日本の類書と海外の良書の中間程度です。アフィリエイトにあまり馴染みの無い人にとっての「--概要を知るための--入門書」としては良いと思います。が、深い「insight」や「本質論」を求める人にとってはツライものでしょう。 勿論、筆者がどこまでを狙って書かれたかにもよります。
「アメリカ的」「日本的」という枠組みを超えた、新広告手法の「福音書」。「アフェリエイト」=「ケイレツ(系列)」という、比喩の巧みさだけでこの本を総括してしまうのは早計。肉まんの皮だけ食べて、中身のジューシーな、おいしい肉の部分を食べないのと同じ、と思う。この本の指差すところを理解するのは、正直、難しい。新広告手法出現への熱病に似た、「あこがれ」を抱く者にのみ真価が心に響くと思う。私は、広告業界に身を置いているが、「成功報酬型広告モデル」は長年の夢であった。これを発明すればノーベル賞が貰えると素直に信じていた。チラシを作っても、広告主より「さっぱり効果が測定できないチラシに膨大な金を請求するペテン師」的な視線にさらされ続けた私。やっと、「大手を振って、広告費を請求できる!」システムのあることを、この書で知った時の感動は!忘れられない。思わず、この本を買ってしまいました。(無論、いつもは立ち読み)希望に燃える広告マン、そして、「一人電通」をめざす個人の方。この「アフェリエイト」は、全世界共通の「福音」と信じる。併せて、この著者は要チェックだと思っている。ショッピングモール、インターネット電話…さまざまな新機軸をブレイクするまえからシステムを作り上げている。(後続者にまねされてはいるが)この著者が何かを発表するときは、きっと後で火がつくことになる。一読の価値あり!(ちなみに、この書評はアフェリエイト・プログラムではありませえん!笑い)